debtのブログ

借金 クレジット

世間知らずで済ませてやっていいのか

運転資金が必要だった。

 
独立をするための最終段階にあっての金。
開店への最終準備。
 
一時の借り入れが必要だった。
社長が約束してくれていた運転資金を応援してくれるという話は、反故にされたわけじゃなく 、経営の状態がわずかでも上向けばすぐに払ってくれる、ということだった。
一安心だった。
 
社長からは自分で凌げるのであれば、そうしておいてくれると助かる、そう時間はかからずに埋め合わせられる、と言われていた。
 
一カ月もすれば100万円が入ってくる。
 
オレは、竹富士(仮)、ジョンソンファイナンス(仮)に電話をした。
それはさも、企業の経営者が銀行に資金繰りの相談をするかのように、電話をした。
そのころの無知だったオレは、貸す側からすれば、社長が一番の取り引き相手だと信じていた、思い込んでいた。
今度、自分の店を持って独立することになった、社長だ、と。運転資金を貸してほしいと。
 
サラ金やクレジット会社は安定収入のある、安定して使ってくれて、安定して返済してくれる客を探している。
社長は金がある。だけど、貸してほしい。
小学校レベルの知識もなかったオレは、それでも増額を引き出した。
 
約50万円の借金増。
しかし、すぐに返せる、一時だけの借金。